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金利上げが延期になりましたねー
いえ、すいません。量的緩和政策解除の時は、もっと批判が顕著だったように思えたのでつい、それほどでもない、とか書いちゃいました。反対してるのは、ずっとですしねぇ。軽率でした。
と、そんな反省も踏まえ、復習の意味も込めて、簡単に金利上昇にまつわる説明を書いたりなんかしてみたいと思います。
まず、ここでいう金利ってのは、長期国債金利の事です。これが、国の金利の基準になっているので、上昇すると、国の金利はみんな上昇するのですね。例えば、銀行金利だとか、ローンだとか。
もちろん、借金する側にとってみればマイナスで、逆に貸す側にとってみればプラスです。
が、基本的には、金利上昇は、景気に対してマイナスだと言われています。何故なら、企業がお金を借り難くなって、お金の流通が減るからです。返済しなくちゃならない借金も多くなるので、当然、経営が苦しくなりもしますね(詳しい説明は割愛しますが、債券の価格も下がるでの、そこでもマイナスの効果です)。
だから利上げは、本来は、過剰な好景気を抑える為に実施されるものです。ただし、今回の場合は、今まで不景気対策の為に異常な低金利になっていたので、健全な金利に戻したいって意味合いも大きいかもしれません。
さて。
金利が関係してくるのは、景気ばかりではありません。
長期国債金利というのは、国の借金の金利でもあります。だから、これが上昇する事はイコール、国の借金の増加が速くなるって事でもあります。つまり、下手をすれば利上げは国家破産の引き金になりかねないのですね(ただし、国債金利は、発行数を減らせば低くなるので、日銀が政策を変えても対応はできるのですが)。
もちろん、国家破産させたいはずはないので、利上げには、健全な財政にする事を促すって効果があるはずです。
日銀が金利上昇をさせる。と言っても、何も直接、金利を操作する訳ではありません。日銀は、短期金融市場ってな短期間のお金の貸し借りの場に、お金を投入したり、逆にお金を吸い上げたりして、長期金利に間接的な影響を与えています(そして、膨大な量のお金をここに投入するのが、量的緩和政策やゼロ金利政策だったのです)。
お金がたくさんあれば、その分お金が溢れて、長期国債まで回る。そうすると、長期国債がたくさん売れて、国債金利が下がる。基本的にはこんな流れですね(ただし、短期国債の割合も増やせるって要因もあります)。
ということは、そもそも、税収を増加させて、国債発行に頼る割合(つまり、借金)を減らせば、金利上昇はあまりしない事になります。でもって、今はこうなってる、と主張してる人を、テレビのニュース番組で見かけたのですが… 信用しない方がいいですかねぇ やっぱ。
超長期国債を、国は新たに作って発行するらしいですから、苦しいと見た方が良さそう。
因みに、一部の官僚は既に逃げてるらしいですよ。国家破産を怖れて。内情を知ってるから。信じられないって人もいるかもしれませんが、国家破産は避けられないと考えている人達も大勢いるのです(そして、数字を観れば、それも無理はない)。
と、こんな背景を踏まえると、今回の金利上げ延期の意味も色々と分かり易くなるのじゃないでしょうか?
一部の富裕層だけではなく、経済的に苦しい人達に配慮した。または、国の借金が更に膨大化するのを懸念した。
圧力があったかどうかは分かりませんが。
以上、僕の説明できる範囲で説明してみました。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/take-t/
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