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利益を追求する行為

 投稿者:  投稿日:2008年 9月21日(日)13時33分31秒
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  人は、利益を追求するものです。
知っての通り、資本主義はその人間の行動を念頭に置いて作られたシステムでした。個人の利益追求が社会全体の利益になるような仕組みを考えた。
例えば、需要と供給のバランスだとか、自由競争だとか。
利益追求を前提とするなんて、あさましい と、もしかしたら道徳的な人は言うかもしれません。
しかし、では、その他のシステム、例えば共産主義や封建主義では、人が利益を追求しないのかといえば、そんな事はありません。やはり同じ様に利益を追求します。それは人の性質ですから、変えようがない。ところが、その他のシステムでは、その前提を無視してしまった。結果的に、様々な齟齬が生じ、やがて崩壊に至ってしまう。
つまり、まずは「人は、利益を追求する」という前提を受け入れる事が重要なのじゃないかと僕は思うのです。

さて。
よく勘違いをされるので、断っておきますが、僕の書いた↓
http://www003.upp.so-net.ne.jp/take-t/r-se.html
ですが、別にこれは共産主義的発想ってものじゃないのです。もっと言ってしまうと、共産主義、資本主義ってカテゴリーで分けられるものじゃない。
例えば、ここに書いた発生させる”新たな生産物”を国が管理するというのであれば共産主義的になりますが、企業が資本投資して、自由に競争させるというのなら資本主義的になります。つまり、どちらでも利用可能なんですね。

と、少し話が逸れました。
もちろん、「人は、利益を追求する」という前提を受け入れているからといって、資本主義が完璧なシステムであるはずがありません。それに、公平を期する為に書いておくと旧ソや中国の社会体制は、「共産主義」を実現したものではないとも言われています。共産主義国家と標榜している国の執っている体制は、「全体主義」であって、「共産主義」ではないというのです。ただし、どうして「全体主義」になってしまったのか、その点は無視してはいけませんが。
(「共産主義」がどういったものであるのか理解している者などいない、と言う人もいます。早い話が、まだ「共産主義」システムは誕生すらしていないというのですね)

広い意味では民主主義も「人は、利益を追求する」という前提を受け入れていると言えるかもしれません。そして、もちろん「民主主義」も成功をしています。
しかし、最近になってこの「民主主義」が侵食をされているのじゃないかと言われています。「資本主義」に。
ただし、ここでいう「資本主義」は、かつてのモノとは違います。
何度も同じ様な事を書いていますが、金融経済によって極端に肥大化した「資本主義」です。そして、金融経済には資本主義が前提としている市場原理が通用しません。

例えば、普通なら冷蔵庫の需要は一台か二台でしょう。しかし、売買して儲ける事を考えた場合、これは通用しません。百万円で仕入れたものが二百万円で売れるのならば、もっと買うでしょう。更に、その事で需要が更に上がれば、もっと売買益が上がる可能性があります。需要が需要が呼び、実体を無視し、価格が跳ね上がる…

これがバブル経済って現象な訳ですが、通常の市場原理が前提としている需給バランスが成り立っていないのが分かります。この他、「空売り」攻勢など、金融経済では市場原理に反した現象が数多くあります。
つまり、金融経済が肥大化した「資本主義」は「資本主義」であって、「資本主義」ではないのです。これに気付いている人は多くいて、「超資本主義」と呼んでいたりもしますが。

日本の土地バブル、サブプライム問題、を観ても明らかですが、この「超資本主義」では、
”個人の利益追求が社会全体の利益になるような仕組み”
が成立していません。個人の利益追求が、社会全体に不利益を招いています。そして、市場原理が通用しない以上、これを放置しておけば何度でも同じ様な事態は起こり得ます…

僕の考えた先の
http://www003.upp.so-net.ne.jp/take-t/r-se.html
↑は、実体経済に関する理論です(拡張は可能でしょうが、今のところ)。そして、これは直感ですが、通貨の循環場所を実体経済に関して作るのであれば、不安定な金融経済に通貨が無駄に流れるのを抑制する事が可能です。

あ、余談ですが、サブプライム問題解決の為に、アメリカは資金を投入しようとしています。これにより、確実にアメリカの借金は増えます。すると、今度は財政赤字問題が大きくなります。
つまり、問題を先送りしたに過ぎない…
実体経済を活性化できれば、解決できますが、今のところ、その手段を社会は知りません。だから僕はそれを提案している訳なんですがね。さて、どれだけ人が死にますか……。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/take-t/

 
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